多重債務などで返済不能に陥った場合、債務整理を行うことで解決を図る人は少なくありません。
その中の一つである特定調停は自己破産の一歩手前と言え、数年間は厳しい返済を続けなくてはなりません。

それでは個人再生のメリット、デメリットについて見ていきましょう。
まず多重債務等により返済困難となった場合、個人再生を行っても住宅を手放さずに済むことが最大のメリットではないでしょうか。

自己破産をしてしまうと、土地や家等の不動産はもちろん手放すことになりますので、その後の生活に困る人は多いと聞きます。
一方で個人再生は最低限の生活保証はされるため、数年間かかる返済も何とか続けることが出来るでしょう。

また自己破産と異なり、個人再生後の仕事や生活にも大きな影響がないため、どのような仕事に就くことも出来ます。
ただしこのようなメリットの反面、住宅ローンには適用できないデメリットもあります。

任意整理や特定調停と同じく、その後数年間は消費者金融やクレジットカードを利用できないことも忘れないようにしましょう。
借金総額が大幅に減らせるということで、一見メリットが大きく感じられる個人再生ですが、場合によっては自己破産の方が安くつくこともあるため一概に勧めることは出来ません。

現状を見極めて、より良い債務整理を選択しましょう。

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